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草津白根山



【概要】


T所在地  群馬県
U訪問日時  平成28年【2016年】02月18日(木 曜日)
V天候  快晴、無風
W最高峰 本白根山  [ 2、171m ]
X訪問山岳名 本白根山 [ 2、171m ]  
Y登下山コースと所要時間  「白根火山ロープウェイ」第十リフト終点 (10:32)→≒0.8q→(11:37)本白根山(11:42)→≒0.8q→(12:14) 「白根火山ロープウェイ」第十リフト終点
 * 上記ルート図
 * 表示距離についての注記
Zその他 《1》歩行スタイル〜スノーシュー
 《2》 「白根火山ロープウェイ」第十リフト終点と本白根山との標高差〜約51m
 《3》特殊なリスク要因の確認情報〜硫化水素ガスの危険性とその噴出場所(ジャンル「消防・防災・気象情報」の項)について
 《4》日程〜日帰り
 《5》同行者〜単独

【詳細】


以前本白根山一帯の地図を見て、最高峰2,171mに登山道が通じてないのに気が付いた。
地図では登山道からチョット離れたところではあるが、夏は多分藪やブッシュで小生の能力では道迷いの心配があり行けない場所と簡単に諦めていた。ただ好天に恵まれ積雪量が多ければ、スノーシューだと行ける、と感じていた。子供染みているとは思いながらも、この山の 「最高点」に行ってみたいというこだわりの気持ちが消えなかった。
 前回までは 「白根火山ロープウェイ」山麓駅まで車で行けたのに、今回は天狗山スキー場のところで車両進入禁止となっていた。聞いてみたら無料のシャトルバスで天狗山スキー場から「白根火山ロープウェイ」山麓駅まで送迎してくれるとのことだったのでホッとした。ただ一時間に一本位なのでこの次の時は運行時刻を事前に確認しておこう。
 今日は快晴、無風で天気が崩れる心配はないと確信し、従って悪天候による道迷いはしなくてすむという安心感があった。
 「白根火山ロープウェイ」山頂駅からちょっと歩くと、第十リフトの乗場があり、それに乗って終点で降りた。そこはスキーコースの出発点であり、コースの両側には樹林帯との境界を示すをロープが張られていた。そのコースを少し歩くと、右側のロープのある地点から樹林帯の中へつづく踏み跡があった。もう先発の人がいて、その踏み跡が高い所へと続いていたので、この踏み跡は本白根山山頂へ向かっている、と直感した。だからハンディGPSを見ようともしなかった。
やはり山頂にはガイドさんとおぼしき人を含めて、四人の方が休憩していた。山頂から3,4メートル離れると、眼下には旧噴火口が巨大な口を開けていて、この場所が山頂というより旧噴火口の絶壁の最も高い地点であることがすぐに解った。
 太陽、空、雪、樹氷、眺望、全てが素晴らしくただただ感嘆するばかりだった。
このコースは比較的フラットで低木の疎林がメインで雪崩の起きた形跡もなければ、起きそうな場所もなかった。ただ山頂近くのルートが噴火口の崖っぷちをトラバースするため、スノーシューで足を引っかけたりしてバランスをくずさないように細心の注意をすれば良かった。結局今日会ったのは、先ほどの四人だけだった。
 今度はまっさらな雪の上に最初のトレースをつけてみたいものだ。そして土地勘をある程度掴めたから今度はリフトに乗らないでやってみたい。

リフト乗場に戻って振り返って行き来したコースを思い返したら、ああ、あの左側の峰を正面からでなく右側の斜面からまいて山頂を目指し、そこから右側の峰に登っていったのだナ、とわかり、あれが2,171mn峰 (写真右側)だったのだと知った 。


【写真記録】



☆☆ シンプルな世界  ☆☆







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