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伊吹山



【概要】



T所在地 滋賀県  
U訪問日時  平成25年【2013年】05月18日(土曜日)
V天候 曇り
W標高 伊吹山   [ 1,377.3m ]
 X登下山コースと所要時間 登山口(05:20)→3.6q→(07:22)五合目(:)→2.4q → (08:57)山頂(09:39)→2.4q → (10:49)五合目(11:00)→≒ 5.3q(注1) →(12:26)登山口
注1………一合目からの下山時に道を間違えて登山道でなくアスファルト舗装の車道を下ってしまったために1.7キロくらい往路より多くなった。100メートルくらい下ってから道を間違えたことに気がついたが登山口まで大して変わらないだろうと思いそのまま下山した。
 * 上記ルート図
 * 表示距離についての注記
 Yその他 《1》登山口と山頂との標高差〜≒1,157.3m
 《2》日程〜 日帰り
 《3》同行者〜 単独
《3》前夜泊〜 道の駅「伊吹の里」車中泊 


【詳細】


二合目を過ぎて5分くらい歩いた登山道左脇の潅木の中に白い花を付けている木があった。五合目までの間に何本かあった。ミカンやヒイラギの花と似た芳香が心地よかった。帰って調べてみると、どうもあの歌で有名な卯の花、ウツギらしい。
 五合目あたりから8合目あたりまではいろいろな野草が可憐な花々を咲かせていた。中でも圧倒的にその数が多かったのはオドリコソウであった。山頂の売店の花の写真でこの花の名前を知った。そして8合目から山頂の一等三角点周辺にかけても、紫や黄色の色とりどりの花が咲き競っていたが、大群落でその存在を誇示していたのはニリンソウ(この花もその売店の人に名前を教えてもらった。)だった。
 弥山、八経ヶ岳そして大台ケ原山は野草の花はなかったが、ここ伊吹山は種類も数も多いい花の山だった。
 各号目ごとに距離と高度が書かれた金属製の案内標識があったが、現在位置と山頂まであとどれくらい距離があるのか、が正確にわかり大変有難かった。

昨日道の駅「伊吹の里」から見上げた伊吹山の向かって左側の斜面はセメント採掘のため草木は剥ぎ取られ茶褐色の地面が露出していた。
 登山道のある斜面はスキー場のゲレンデとして樹木が伐採されて人工草原と化し、関連設備と施設が山肌に点在していた。
 山頂一帯には土産物の売店と食堂が肩を寄せ合って立ち並んでいた。
 山麓から山頂までドライブウェーが通じ、山頂には駐車場があって、宿泊施設や売店などもあるらしい。
 この山は人間の欲望の生け贄になっているような気がした。
 小生が山を訪ねる最大の理由は山そのものの持つ美しさに惹かれるからだ。その点でこの山は破壊されすぎていて痛々しい。


 今日は登りと下りで右膝が3度ほど痛くなっ羅た。そろそろ限界に近づいたようだ。明日荒島岳もと思ったが止める事にした。
 結局のところ一日の移動日をはさんで四日間で約47キロ歩いたことになる。4,5日の行程で山小屋泊まりの荷物程度なら45gキロくらいの距離なら大丈夫そうだ。今シーズン山歩きのハシゴを計画するに当たっての目安がわかったのも今回収穫だった。  

【写真記録】


☆☆  花々  ☆☆


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