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阿蘇山



【概要】


T所在地 熊本県
U訪問日時  平成21年【2009年】5月24日(日曜日)
V天候 晴れ時々曇り
W標高 高岳(たかだけ) [ 1,592.3m ]
 X登下山コースと所要時間 仙酔峡駐車場登山口(06:22)→1.62q→(08:00)仙水峡尾根分岐(08:03)→0.5q →(08:27)高岳東峰(08:30)→ 0.72q → (09:21)高岳山頂(09:22)→ 0.72q →(09:43)中岳(09:44)→≒0.76q→(10:07)火口展望台(10:10)→0.57q→(10:18)火口東駅(10:18)→1.49q→(10:59)仙酔峡登山口
 * 上記ルート図
 * 表示距離についての注記
 Yその他 《1》登山口と山頂との標高差〜≒692.3m
 《2》日程〜日帰り[前夜泊;阿蘇いこいの村オートキャンプ場]
 《3》同行者〜単独


【詳細】


仙酔峡尾根の岩稜をあえぎあえぎしながら高岳火口壁上の分岐にたどり着いた。小生にとっては本日の予定ルートにあつてはこの区間が最大の標高差の場所であったので最大の難所はクリアーしたとの安心感にほっとした。一息ついてこれからの予定ルートである高岳山頂や真正面の月見小屋などを見ていた。東峰の方に3、4人の人影が見えた。そして後続の7、8人の人達が全員分岐から東峰の方へ歩いてゆくではないか。そう遠くもないし、最大の難所を越えた心理的余裕から、みんなの後について少し道草を食ってみようと思い東峰へと向かった。
 幸運が微笑んで待っていてくれた。
鷲ヶ峰を左手に見ながら天狗の舞台を過ぎ東峰に近づくにつれ、なぜ皆が左折したのかその理由がわかった。
 ミヤマキリシマだ。
歩を進めれば進めるほど、そこはミヤマキリシマの群生地であった。東峰のさらに先の斜面でも同じであった。
 見頃の時期のタイムラグのせいかどうかわからないが昨日、一昨日の霧島連山よりもその密生ゆえに豪華絢爛たる印象を持った。
 ミヤマキリシマも人を酔わせてくれる。阿蘇は火山の山だとしか思っていなかったが花が美しく咲き乱れる山でもあることを知った。

 
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 小生は火山が好きなものだから是非この山の火口を覗いてみたかった。だがこちら側からは中岳からも展望所からも火口群の外側の火口壁と濛々たるガス(噴煙か霧かその区別が判然としなかったのだが………)しか観ることができなかった。次回の楽しみとしてとっておこう。
 ただひとつ怖かったのは、ロープウェイ東駅のところから下の駐車場までの遊歩道がコンクリート製のため膝への過重な衝撃でまたいためてしまうのではないか、ということだった。不安が的中し右膝に例の痛みが起きた。しばらく休憩しその後こわごわ駐車場までたどり着いた。完全には直っていないことはわかっていたが、やはりその自覚どおりであった。
   

【写真記録】


☆☆ 火山とミヤマキリシマ ☆☆


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