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八甲田山



【概要】


T所在地   青森県
U訪問日時  平成20年【2008年】10月14日(火曜日)
V天候 晴れ一時曇り、無風 
W標高 八甲田山大岳  [ 1,584.4m ]
 X登下山コースと所要時間
酸ケ湯温泉登山口(06:05)→0.9q→(06:32)城ケ倉温泉との分岐(06:32)→≒2.6q → (07:36)ロープウェイとの分岐(07:36)→≒1.1q→(08:13)大岳避難小屋(08:23)→≒0.6q→(08:46)山頂(08:59)→≒0.9q→(09:35)小岳分岐(09:35)→≒3.3q→(11:00)酸ケ湯温泉登山口
* 上記ルート図
 * 表示距離についての注記
 Yその他 《1》登山口と山頂との標高差〜≒704.4m
 《2》日程〜日帰り[前夜泊;酸ケ湯キャンプ場]
 《3》同行者〜同行者なし


【詳細】


 昨日十和田湖、奥入瀬経由で酸ヶ湯キャンプ場へ来たのだが、休日のためかどこも観光客で一杯だった。特に猿倉温泉と酸ヶ湯温泉周辺は天候にも恵まれていたため紅葉狩りの車と人でごった返していた。
猿倉温泉をすぎたころからだろうか、酸ヶ湯温泉の手前まで、両側の沿道にはブナの純林が延々と広がっていた。しかも下草がないからキレイだ。さぞかし新緑の頃は一段と魅力的となることであろう。と同時にみちのくの森の豊かさを実感する。山に分け入ればキノコがいっぱいとれるだろうになどとも想像した。

 酸ヶ湯温泉付近は今が紅葉の盛りであった。
 四季のうち萌える春、緑の夏、雪の冬、それぞれが魅力的ではあるが、小生は紅の秋が一番好きだ。
 どこまでも青く透き通った空、燦燦と光り輝く太陽、そしてそれぞれが思い思いの色に変身した草木の葉。
 そんな世界に息を呑み、見とれてしまう。
 ここには今そんな世界があった。

 ゆうべテントの外へ出てみると澄んだ大気のなか星がいくつかまたたいていた。明日は天気が良さそうだと思いながら寝袋にもぐりこんだ。
早池峰、岩手山、八幡平と三山を歩いてきたがありがたいことに左膝は痛くない。
今朝も膝が痛くならないようにと願いつつ登山口を出発した。快晴というわけでもなかったがまずまずの天気だ。
頂上まで歩いてみてわかったことだが、登山道が実に良く整備されていた。登山道の涸れ沢化を防止するのが目的なのだろうが、土留めも兼ねた丸太の階段が懇切丁寧に施工されていた。また毛無岱のような湿地帯には木道(既に霜が降りていた。)が敷かれていた。いつも左膝には神経質になってしまっている小生には嬉しい限りであった 。ただ山頂からの下りのコースは結構荒れていたところが多くあり、その整備の差にはいささか驚いた。どなたか高貴な方が歩いたか、歩かなかったのかがこの違いの原因なのではないだろうか、と想像してみたりしたのだが、果たしてどうなのだろうか。
下毛無岱と上毛無岱は春は高山植物がきれいに咲き誇るところらしいが今は草紅葉で黄金色一色だ。そのまわりを常緑の笹、ハイマツとアオモリトドマツが囲っていた。ゆるやかにつづく傾斜地の先には北八甲田連峰の山々が連なっていた。広々とした高原の趣きがする。左手には明日の登山予定の岩木山の孤高な姿がうっすらとではあったが目に入った。余談だが「毛無岱」(けなしたい、と読むらしい。)という言葉の意味をチョット調べてみると、広辞苑では「毛無山」の意味として「草木のはえていない山。はげ山。」とあり、ある漢和辞典では「岱」とは「中国山東省の泰山(たいざん)、の意」とあった。なんとなくこの地名の由来がわかったような気がした。命名された時点では、この地域は裸地、だったのではないだろうか。
 上毛無岱を通りすぎてあとわずかで大岳避難小屋というところで左側に視界が開けるところがあった。うっすらと青森市の市街地と陸奥湾が見えた。群馬の山猿にとって山上から海が見える、ということはエキサイティングなことだ。大岳避難小屋に着いた。
ここからちょっと上は岩とハイマツの中の整備された登山道だ。途中振り返ると目の前に井戸岳の噴火口が手に取るようにわかる。一歩一歩高度を上げてゆくと、ほどなくで山頂だ。山頂は広かった。
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北には青森市の市街地、陸奥湾、そして津軽半島と下北半島が、南には岩手山と八幡平が、そして西には岩木山が、薄靄のなかではあったが見ることができた。みちのくに来て始めて眺望らしい眺望を目にすることができた満足感をいだきつつ山頂を後にした。
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  〈仙人岱付近からの大岳〉      〈酸ヶ湯駐車場付近からの大岳〉
        

【写真記録】


☆☆  酸ヶ湯と大岳の紅葉  ☆☆


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