開聞岳
【概要】
T所在地
鹿児島県
U訪問日時
平成21年【2009年】5月20日(水曜日)
V天候
晴れのち曇り
W標高
開聞岳
[ 922.2m ]
X登下山コースと所要時間
二合目登山口(7:30)→≒3.5q→(10:16)山頂(10:27)→≒3.5q → (12:07)二合目登山口
* 上記ルート図
* 表示距離についての注記
Yその他
《1》登山口と山頂との標高差〜≒822.2m
《2》日程〜日帰り[前夜泊;かいもん山麓ふれあい公園オートキャンプ場]
《3》同行者〜単独
【詳細】
昨日屋久島からの帰りの船窓から海上にぽっかり浮かぶような開門岳を見た。威圧感など少しも感じさせない穏やか姿をしていた。山頂付近にさえ岩も見えない全山草木一色だった。
昨晩夜中に目覚めて仰ぎ見た夜空にはまさに宝石を散りばめたような数多くの星が鮮やかにくっきりと輝いていた。空気が澄んでいるのと街の明りが少ないからなのだろうか。感動した。
朝起きてもやはり快晴だった。すぐ目の前の開門岳も青空のなかにくっきりと見えた。
今日は膝をゆっくり休ませて明日登ろうと当初予定していたがあまりの好天に急遽これから登ることにした。下の街へ行き昼飯弁当を買って急いで支度をしてかいもん山麓公園の登山者用駐車場を出発した。
15分ほど歩くと2合目の登山口が親切な案内標識とともに迎えてくれた。
膝は大丈夫だろうかと心配しながらの歩行だ。
見上げると木々の木の葉の隙間からところどころ青空ががのぞけ、そこから明るい陽光がキラキラと降り注いでいる。小生の好きな風景のひとつだ。路傍に咲く花は2,3種類で花の時期ではないようだ。
7合目を過ぎてすぐに左手に海と洋上の靄の中にいくつかの島影が見えた。丁度見とれていると下山してきた地元の人がそれらの島の名前を教えてくれた。あれが種子島、屋久島、口永良部島、竹島、硫黄島(別名鬼界ヶ島であの俊寛僧都が島流しにされた島とも説明してくれた。)、黒島と。この人は今日がこの山の32回目の登山だそうで、こういうふうに島が見えたのは3回目だとのことであつた。頂上ではこれらの島のほかにも佐多岬や桜島なども望見できた。
いつもは日帰りであっても、途中何があるかわからないということで、必要最低限の所持品とされるものをすべてザックからはずしレインウェアーと昼の弁当だけにした。危険との裏腹の関係にあるのだろうが身軽だと動きが楽だ。
そのせいだけでももちろんないだろうが下山中も膝の痛みを感じずに下山できた。
【写真記録】
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開聞岳
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