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金峰山



【概要】


T所在地 山梨県・長野県  
U訪問日時  平成22年【2010年】 9月26日(日曜日)
V天候 晴のち曇 
W標高  金峰山  [ 2,599m ] 
 X登下山コースと所要時間 瑞牆山荘前登山口(06:33)→≒1.0q→(07:15)富士見平小屋(07:15)→≒1.3q→(0812:)大日小屋(08:24)→≒3.2q →(11:03)山頂(11:37)→≒5.5q→(15:00)瑞牆山荘前登山口登山口
 *  上記ルート図
 *  表示距離についての注記
 Yその他 《1》登山口と山頂との標高差〜≒1,084m
 《2》日程〜 日帰り[前夜泊;瑞牆山荘前登山口駐車場]
 《3》同行者〜 単独


【詳細】


この山で有名なものに「大日岩」と「五丈岩」がある。いずれも巨石の塊だ。
その大日岩を過ぎてさらに林床に苔むした倒木が横たわる、原生林の雰囲気の漂う針葉樹林(オオシラビソかシラビソかコメツガ?)をしばらく山頂方面に行くと、岩だらけの「砂払いの頭」という道標のある地点に出た。
 ここで一気に展望が開けた。
 大日岩の麓ではまだ良く晴れていたいたため、南アルブスの山々、中央アルプス、その右に御嶽山、そしてさらに右に八ヶ岳の山並みの美しい景色に一息つくことができたが、富士山は山陰にはいって見えなかった。この砂払いの頭では、その富士山が雲海上に悠然と屹立している姿を見ることができた。いつ、どこで見ても富士山は魅力的だ。
そして、山頂へと続く尾根が紺碧の空の中にくっきりと見える。岩稜はいくつかの小さな峰を越えて、それと知れる五丈岩と山頂へと伸びていた。心惹かれる眺望だ。

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瑞牆山から見えた金峰山の山容は平凡に見えたが、稜線上に矛のように天空に向かって立っていた岩、五丈岩は近くで見るとやはり存在感のある不思議な岩塊に見えた。どなたか超人的な腕力の持ち主が積み木遊びで積み上げたのではないかと思うほど岩石が見事に重なり合っている。
 山頂ではすでに雲が一気に天上を覆い始めていた。登路の稜線が濃いガスに包まれることもあった。臆病な小生のことそれを見て長居は禁物と昼食を早々に切り上げて山頂を後にした。
 広葉樹の葉などはまだ緑色で夏の風情だが、富士見平小屋と大日小屋は閉まっていて、道端の草は青葉も花もなく、夏山はもう終わっていることを教えてくれていた。そして紅葉はまだだがいろいろなキノコと山頂の空気の肌寒さが秋はもう来ていて、冬ももうすぐそこまで来ているように感じられた。

【写真記録】


☆☆ 山頂への道 ☆☆


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