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久重山



【概要】


T所在地 大分県  
U訪問日時  平成21年【2009年】5月26日( 火曜日 )
V天候 曇り時々晴れ、無風 
W標高 久住山   [ 1,786.5m ]
 X登下山コースと所要時間 牧ノ戸峠登山口(07:00)→≒3q→(08:20)星生山分岐(08:21)→≒0.5q → (08:44)星生山(ホッショウザン)(08:50)→≒0 .9q →(09:35)久住分かれ(09:40)→≒0.8q→(10:00)久住山(10:04)→≒1.4q→(:)→(10:42)中岳[ 1,791m ](10:46)→≒1.3q → (11:27)久住分かれ(11:59)→ 3.75q →(13:18)牧ノ戸峠登山口
 * 上記ルート図
 * 表示距離についての注記
 Yその他 《1》登山口と山頂との標高差〜≒466m
 《2》日程〜日帰り[前夜泊;九重グリーンパーク泉水キャンプ村]
 《3》同行者〜単独


【詳細】


昨日祖母山から11号線で九重高原に到着したとき快晴であった。高原から長者原ビジターセンターまでの車窓からの山並みの眺めはすばらしかった。
 明るく清々しく輝いていた。
登山口からしばらくのあいだまたまたコンクリート敷きだ。心理的な不快感はあったが下りに較べれば膝への負担は少ないので利用した。下山時は歩けるようなスペースがあるところはすべてコンクリート舗装道の脇の土の部分を利用した。人気があるので一般の健康な観光客の歩き易さを考えれば当たり前のコンクリート敷きなのだが。
 登山道脇に小潅木はあっても、立木がないので見通しが良く非常に快適だ。それなりに雲はあるがまずまずの天気だ。由布岳なども遠望できた。星生山への分岐まで来てそちらの方を見てみると斜面を登っている人がいた。たまたま星生山からの登山道から分岐まで来た人がいたので聞いてみると、星生山を通って久住山へも行けるとのことだつたので道草を食うことにした。膝に大分自身が持てるようになった証拠だと思う。以前だったら膝への負担軽減を慮って直進した、に違いない。でもこの道草心がまたも幸運をもたらしてくれた。幸運とは予想もしていなかったことなのだが山頂から硫黄山を眼下に見下ろすことができたのだ。硫黄山の火口周辺は明るくカラフルだ。小生はこういう火山を見るのが大好きだからうれしかった。もうお一人山頂にいて、その方にどれが北千里浜で久住山や中岳がどれであるか教えてもらった。久住分かれへ向けて下山を始めたのだが目の前に圧倒するような大きな岩陵があり、その荒々しい姿は魅力的であった。
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《 星生山からの硫黄山 》

また分岐からすぐに道路脇でイワカガミが一杯咲いていた。今回訪問した九州の山々では始めての対面だった。

久住山頂は人で一杯だ。平日なのにこの賑わいはこの山の人気の高さを物語るものなのだろう。連山の最高峰にも敬意を表してきた。山頂から四囲の眺望を楽しんでいると坊ガツルの左手の山、多分三俣山(ミツマタ、でなく、ミマタと読むらしい。)だと思うが、そして坊ガツルの避難小屋がある方向の2山、多分平治岳(ヒイジダケと読むようだ。)と北大船山(キタタイセンザンと読むらしい。)に違いないが、よくよく見ると山腹が薄くピンク色に染まっている、ことに気がついた。目を凝らしてみるとミヤマキリシマだ。このとき思い出したのが祖母山の登山口で地元のカメラマンという方から聞いた話だった。6月の上旬になると平治岳が全山ミヤマキリシマで埋まり、それはそれは荘厳なほどでこの風景を見るために観光客の車列が延々と続くほどだ、ということだった。その大自然のスーパーショーが既に始まっていたのだった。改めてデジカメの望遠レンズで覗いてみてその事実を確かめた。阿蘇山の高岳東峰のミヤマキリシマを観ていたのでその凄さが容易に想像できた。

 登山口に近づいた頃夏を思わせるような強い陽射しが降り注ぎはじめた。九重の山並みは下から見上げて良く、その山中、山上を歩いてみてもまた良かった。

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《 久住分れ付近からの久住山  》

 

【写真記録】


☆☆  九重連山   ☆☆


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