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至仏山



【概要】
T所在地 群馬県
U訪問日時 平成20年【2008年】4月29日(火曜日)
V天候 曇り後晴れ、微風
W標高  至仏山  [ 2、228.1m ]
X登下山コースと所要時間  鳩待峠(7:05)→≒7.2q→(9:35)至仏山頂(10:45)→≒7.2q→ 鳩待峠(12:35)
 (注)オヤマ沢田代付近で木の間越しに悪沢岳が左手かなり上方に見えるから夏山の登山路のオヤマ沢田代の地点より遥か下を巻いてトラバ−スしており、また夏山でのオヤマ沢田代から山頂までのル−トは稜線のむしろ西側直下なのだが今回のトレ−スは稜線からかなり下方の東側斜面だから夏山に比べて距離はかなり短くなっていると思われる。
 * 上記ルート図
 * 表示距離についての注記
Yその他 《1》歩行スタイル〜登り……ツボ足, 下り……アイゼン
 《2》登山口と山頂との標高差〜637.1m
 《3》日程〜日帰り
 《4》同行者〜I氏


【詳細】


この時期の至仏は初めてだ。
尾瀬はまだ深い雪に覆われていると勝手に想像していた。4月25日に峠への道が開通する、ということは除雪にこの時期まで待たなければならないほどの豪雪なのだろうと。峠近くの道の両側は除雪した大量の雪の壁ができているとも思った。
 でもそうではなかった。峠までは路傍にはもう残雪などほとんどなかった。燧ヶ岳も尾瀬ヶ原も残雪が意外と少ない感じがした。雪解けのせいでなくもともと積雪量が少ないのだろうか?一方小至仏から至仏にかけての稜線は既にハイマツが顔を出していたとはいえ至仏の東側斜面は谷も消えるほどの厚い雪に覆われているようであった。
 しかし谷川岳や白馬乗鞍岳にはあったような雪の地割れのような亀裂はひとつもなかった。しかも雪質も多少の湿気はあったものの硬めであった。だから夏山コ−スと違って小至仏の東斜面のかなり下の方をトラバ−ス気味に北上するのだが雪崩の心配はしなくてすんだ。ツボ足でも足をとられることなく快適であった。途中からはTシャツ一枚でも寒くない位に暖かかった。今日は勾配が緩やかなせいかそれほどあえがずに頂上に立つことができた。
 尾瀬ヶ原や燧ヶ岳、会津駒ケ岳、平ヶ岳などは薄靄のなかであり、谷川連峰や越後三山、日光連山、武尊山などは雲のため望見できなかった。下山を始めてから一時間位後には上空に雲はなく今頃頂上の眺望が素晴らしいだろうと思うと早すぎた下山が惜しまれた。
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〈至仏山頂からの尾瀬ヶ原と燧ヶ岳〉

 それにしても休日と好天の天気予報のためか何と入山者の多いことか。2百人前後はいただろう。ほとんどが山スキ−ヤ−とスノウボ−ダ−だ。彼らのメッカなのだろう。至仏山は11日には入山禁止となるからそれまで入山者で賑わうことになるのだろう。

【写真記録】

☆☆ 残雪の至仏山【29.04.2008】 ☆☆


【過去訪問時記録】

☆☆ 晩秋の至仏山、尾瀬ヶ原と燧ヶ岳【20.10.2005】  ☆☆
(鳩待峠→山の鼻→至仏山頂→小至仏山→オヤマ沢田代→鳩待峠)



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